【エヌグリーディー Zモデル】
「たいやきくん」でおなじみの通称「エヌグリ」。
1.5oz以上もある大きめのバイブレーション(?)でありながらフローティング。
貫通ワイヤーを使用し、ブラックバスやシーバスだけでなく、大型魚などのフィッシュイーターに対応しています。
頭部にある3つのアイが特徴で、これひとつでバイブレーション、水面直下のペンシルベイトと使い分けることができます。
シンカーの脱着でレンジコントロールも可能となっている一品。
シンカーの重さによるレンジの変化が気になったので、使ってみました。
そのほか感想もまとめましたので、よかったら参考にしてみてください。
それではどうぞ!
リトリーブはスローよりミディアム
バイブレーションモードにおいて、ミディアムリトリーブがアクションや水中姿勢が最も良いようです。
バイブ感は「ブリブリ」または「ヒラヒラ」とした感じで、TNのようにキレがあるのではなく柔らかい感じです。
また重みがあるため、リトリーブを止めると惰性で進むのも個人的には特徴だと思います。
水平に近い水中姿勢のためか、巻き始めに体制を崩すことも。極端な早巻きでも斜めに傾きます。
スローリトリーブでは、定番の「モラモラ」と比べ、やや早め。
リトリーブスピートを落としすぎるとバイブしないため、I字(?)のように扱うこともできます。
浮力があるのは魅力のひとつ。特にオカッパリだと根掛かり回避にも役立ちそうです。
参考までに動画をどうぞ
ドックフォークはまるでジョイントベイト
ミノーモードではドックウォークがとても容易で、ジョイントベイトのように小回りがかなり効く印象です。
180度近く回ることもあり、一点狙いにも対応しそうです。
フローティングといっても絶妙なウエイトバランスなので、水面直下を泳ぐイメージです。
ただ巻きだと、どちらかというと弱いローリングアクション気味のようです。
シンカーでレンジ調整
顎下にはグレネードシンカーを取り付けることができるアイが標準装備。
重さでレンジ調整ができるようで、手持ちの3.5gと5gでは、どちらもシンキングになりました。
(1月中旬、真水、水温5度)
HIDUPのサイトによると、真水では1.2g〜1.5gがサスペンドのボーダーラインのようです。
さきほどの動画では、14秒から3.5g、28秒から5gを付けた水中映像です。
おかっぱりには強い味方
丸っこいボディにしっかりした重量があるため、強めのタックルセッティングを組めばしっかり遠投もできます。
また、先ほど述べたようにフローティングのため注意していれば根掛かりも回避しやすいのも長所のひとつ。
またモードを変えれば、線でも点でも狙えるためさまざまなシチュエーションでも活躍しそうです。
シンカーを付けずとも、水深1m〜最大2mが狙えるため使い勝手も良さそうです。
個人的には冬以外のシーズンに向いているように思います。
まとめ
淡水魚だけでなく海水や海外のビックフィッシュなどにも対応している強いルアー。
シチュエーションに応じて使い分けるのが面倒な人や、あまりルアーを持ち歩けないオカッパリには強い味方になりそうです。
個人的には、もう少しスローでもバイブアクションしてくれたら嬉しいですかね。
今回は、バイブレーションモードを中心に書きましたが、ミノーモードも分かり次第、追記していきたいと思います。
この記事が少しでもあなたの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!!
※記述内容は、あくまで個人の感想です。参考程度にしてください。