ABINO110F
今回は「NISINE LURE WORKS(以下NLW)」の「ABINO110F(以下アビノー)」をインプレしていきます。
巷で話題沸騰中ですので気になる方も多いのではないでしょうか?
個人的にも「デザイン」・「カスタマイズ性」・「アクション」など推し要素が満載のルアーです。
結論釣れるの?って思う方がご覧になると思うのでお伝えします。
釣れます!!(※個人の感想です)
それは何故か、早速いってみましょう!
アビノーのスペック・特徴
まずはアビノーを簡単に紹介していきたいと思います。
スペック
アビノーは全長110㎜、自重25.5g。
ルアーのジャンルとしてはトップウォータープラグです。
カラーは全5色で、本体価格は2800円となっております。
品番 | 全長 | 自重 | カラー | 本体価格 |
ABINO110F | 110㎜ | 25.5g | 5色 | 2800円 |
ロッドはM〜MHクラスのものが最適です。
特徴
ブレード
お腹のブレードによってボディを絶妙にロールさせながら引いてくることができます。
初期状態のPブレードでは大きいロール幅
付属のTブレードではタイトなロール幅に変更できます。
ペラの音・波動と、ブレードによるロールアクションによりバイトが更に誘発されます。
カスタマイズ性

上からアウターウェイト・Pブレード・Tブレードです。
アビノー最大の特徴といえば、このカスタマイズ性ではないでしょうか。
ブレードが2種類、プロペラの方向、付属のウェイトにより自分好みのカスタマイズにすることが可能です。
プロペラはダブルナット式のスクリュー構造体で固定されており、何度でもカスタマイズが可能になってます。
詳しい方法、注意点はNLW様の動画にて詳しく解説されておりますので、こちらをご覧いただくのが一番だと思います。
おすすめセッティングとおまけ
ここでは基本モードからおすすめを3つ紹介していきます。最後におまけとしてオリジナルモードの紹介もあります。
1.ウェイキングモード
パッケージに入っているのはこの状態で、「フロントプロップ逆付け」、「リアプロップ順付け」に「Pブレード」が付いています。
ウェイキングに特化したモードになっており、主にただ巻きで使用します。
ただ巻きではペラの心地いいサウンド・ゆったりとしたロール・引き波がバスにとてもアピールしてくれます。
まずはこの状態で投げて、アビノーの楽しさを体感してほしいです。
2.ウェイキング/ジャーク&ポーズモード
ウェイキングモードの「Pブレード」を付属の「Tブレード」に変更したのがこのモードです。
ただ巻きではロールがタイトになり、少しアピールを弱めることができます。
また、ブレードの抵抗が小さくなることによりジャークのレスポンスが上がります。
ただ巻き・ジャークとオールラウンドに使えカスタマイズもブレードを変えるだけと楽ちんなので、おすすめのモードです。
3.デッドスローモード
フロントプロップを順付けにしたのがデッドスローモードです。
順付けのフロントプロップはかなりスローに巻いても回転してくれる水噛みの良さです。
ブレードはお好みの物を付けていただいてロールを調整して下さい。個人的にロールが好みの「Pブレード」を付けます。
付属のアウターウェイトを付けてサブサーフェス(表層直下)を引くのもGOOD!
4.オリジナルモード
フェザーフックが特徴的なネチネチモードです。奮発してDODGEのフックを付けました!
テールプロップを逆付けにすることで更に移動距離を抑えるチューンに仕上がりました!
ただ巻きでも泳いでくれますが、点で誘う方が得意なモードです。
これからの時期、虫喰いバスに効かないかと期待しております!!
使用した感想
釣れそうな音
- 特殊形状というリアプロップから発せられるという「シャラシャラ」という金属音
- ブレードがボディに当たる「カションカション」という音
- ペラが水を攪拌させる「プルプル」という音
複合的なサウンドが小気味よく響きます。音だけで釣れそうです。
半端ないロールアクション
ブレードによって起こるロールアクションは素晴らしいので、ぜひご自身の目で体感していただきたいです。
ロールアクションもプラスされた引き波はバスにかなりアピールできますよ!
ロールアクション半端ないって!をご覧ください。
※編集部アリバくん撮影
やっぱり基本のウェイキングモードがいい

水はかなり濁っていましたが、激しくバイトしてくれました。
小難しことは考えずにただ巻くだけで釣れる。そんなルアーが一番楽しかったりします。
ウェイキングモードはそんな僕にピッタリのモードでした。
カスタマイズも楽しいけどパッケージから出した状態が一番(トゥルーチューンなど様々ありますが)かなと。
ココがおすすめ
Pブレードのロールが気持ちいいんじゃ。
カスタマイズは難しくない
手先があまり器用ではないし、細かい作業に慣れていない僕でも5分~10分ほどでカスタマイズできました。
(動画内でも言及されていますが、最初は少しナットが硬く注意が必要です!)
もちろん動画とにらめっこしながらですが、動画がとても分かりやすいので注意点さえ守れば安心です。
しかし、釣り場でプロップの向きを変更するのはおすすめしません。もちろん出来なくはないですが、小さなパーツがありますので紛失してしまう恐れがあります。
ブレードの変更、アウターウェイトの装着程度なら現場でもできると思います。
これは複数のアビノーを用意し、あらかじめペラの向きを調整しておいて状況に応じて使い分けなければ!
まとめ
ウェイキングルアーとしてもスイッシャー/プロップベイトとしても、完成度の高いアビノー。
さまざまなシチュエーションで活躍できること間違いなしです。
カスタマイズ次第で出しどころが変わるのも愛着が湧きますね。
個人的に一つはウェイキングモードで固定させたいので、もう一つ手に入れたいと思っております。執筆中、我慢できずネットでポチッとしたことをここに報告いたします。(パールフラッシュの方です)


最後に西根さんのアビノー開発の想いを紹介させてください。
「フィールドに想いを巡らせながら自分好みのルアーに育てていく事の喜び、手間と愛情 を注ぎ込んだルアーを投げることの楽しさ、そして釣れた時の感動。」
こんな素敵なコンセプトのもと作られたアビノー。
皆さんもアビノーで感動の釣り体験をしてみてください!!
この記事があなたの役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!